【作品の詳細】
先ほど、ミントンの有名なパターンの一つ(No.2067)で、通常『チャイニーズツリー』(詳しくは
こちらをご覧くださいませ。)と呼ばれているものをご紹介いたしましたので、今度は『JAPAN』をご紹介申し上げます。こちらも有名なパターンでございまして、1835年頃には沢山の作品が焼かれたようです。
皆様はいかがご覧になられますでしょうか、こちらのデザイン。「Japan」をよく体現しているとご覧になるか、「東洋的ではあるが、中国なのか、韓国なのか、日本なのか」どうも特徴がつかめきれていない、とご覧になる方もいらっしゃるかもしれませんね。1800年始めにはまだ中国にしても日本にしても、正確な情報が西洋に伝わっていなかった事情があるかとは存じます(・・・もっとも、現代においてもそうした危惧が無きにしも非ずですが)。
まあ、そうしたことは抜きに、作品のデザイン性を見ますと、力強いタッチで描かれ、コントラストも強く、とても魅力的な「JAPAN」が描かれているように存じます。
【コンディション】
こちらのパターン、多く作られたようですが、200年近く前のものですので良いコンディションの物は多くございません。本日ご紹介申し上げておりますお品物も、完全ではございませんが十分に良いコンディションを兼ね備えております。ソーサーにヘアラインが3−4本入っておりますが、ほとんどは裏面のみに確認され、表面からはほとんど見えません。写真ではできる限り努力して、そのヘアラインが見えるように写しております(
マークの次の写真)。絵柄の擦れ、ほんの薄い貫入が一部にございますが、200年近くの物に通常想定されるレベルのものです、お許しくださいませ。
サイズ:カップ口径 約8cm / 10cm(ハンドルを含む)
高さ 約6.5cm
ソーサー直径 約14.5cm
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