【貴重】スターリングシルバー ベリースプーン 1821年

【作品の詳細】 

このたびは美しくスターリングシルバーのベリー・サーヴィング・スプーンのご紹介ができることを嬉しく思っております。

ベリースプーンは名前が指し示す様に、ベリー類（特に英国ではラズベリー、ブルーベリー、イチゴ、グズベリーなどのベリー類が多く食べらます）やそれらのベリーをたっぷり使ったサマープディングなどのデザートをサーヴするときに使われます。 

こちらは１８２１年にアイルランドのダブリンにある銀細工職人のサミュエル・ネヴィルによって作られたスターリングシルバーのジョージアンベリースプーンで希少な作品となります。

こちらのベリースプーンの注目すべき点はボウル部分の彫り物「チェイシング」でございます。200年も前ですから当然手作業によって小さなボウル部分にフルーツのモティーフを彫り込んでいったのですが、これだけくっきりと繊細な彫り物をするには熟練の技術が必要となります。フルーツは富と繁栄の象徴として当時好まれました。フルーツモティーフの銀器や食器、彫刻などがあることでその家の富を示すことになっていたのです。

そしてもう一点ですが、金色に輝く 「ヴェルメイユ（シルバーギルド）」でございます。キラキラと美しいゴールドが食卓に華を添えてくれますね。

２００年ほど前に作られた作品を私たちがこうして手にできるということは奇跡に近いと思います。

スターリングシルバー製でございますので、色あせなどすることもなく現在でも美しい輝きを放っておりますが、手に取ってみれば見るほどこれが２００年も前に作られたということに感動を覚えられずにはいられません。 

フルーツをサーヴなさる時に、そしてアフタヌーンティーでデザート類をサーブなさる時にこのような美しくも貴重なベリースプーンをお使いになってください。そして皆さんでその時代に思いを馳せ、会話を共有なさることで素晴らしいお茶の時間になることでしょう。こちらはベリースプーン2本セットでございます。写真のプレートはイメージの為に使用いたしました。 

【コンディション】 

シルバー部分に目だった傷やへこみなどはございません。とても綺麗な状態で残っております。 

【サイズ】 

長さ 約２３ｃｍ ボウル部分 約８.５ｘ４.５ｃｍ