【作品の詳細】
全体を「大人のピンク」を用いることで落着きのある第一印象を創ると同時に、やさしいタッチで描かれたバラを金盛りをふんだんに用いることで華麗にまとめ上げた完成度の高いトリオ(カップ&ソーサーとお皿)です。
こちらの作品は、日本のノリタケが英国輸出用に1906~1920年頃の間(おそらく1911年)に輸出したお品で、今ではめったに出会うことができません。手描きによるバラのブーケの美しさはさることながら、ノリタケが世界に誇るイッチン技法による、ひとつひとつ盛り上げられた金の豪華さと繊細さは特筆に値します。
清潔感のある真っ白な素地に手描きで丁寧にピンクの薔薇などのお花が描かれています。このピンク色がとても良い発色でございますこともこの作品の特徴でございますね。またたっぷりと金が使われており、ノリタケの技術の特徴でございます「金盛り」も丁寧に仕上げられており、作品を手にすると心を込めて作られたということが伝わってまいります。
こちらはカップ&ソーサーとプレート1セットとなります。写真に写っている他の作品は別途となります。
【コンディション】
ハンドルに経年による、少し金彩のスレは見られますが、製造から100年ほどたった今も、ひび、かけのない良いコンディションです。
【サイズ】
カップの口径 約8.5cm
高さ 約5.3cm
ソーサーの直径 約13.5cm
プレートの直径 約16cm
当店取り扱い作品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。
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