【作品の詳細】
本日は久しぶりにスージー・クーパーの作品のご紹介です。スージー・クーパーの中でも人気が高く近年では見かけることが少なくなった『パトリシアローズ』のカップ&ソーサーとなります。
★ 同パターンのプレートはこちらからどうぞ(半額となります)
スージー・クーパーの作品はいつ見ても、心癒される優しさがありますよね。殊にパトリシアローズはスージーの優しさが伝わってくるような作品に思えます。入手困難なスージー・クーパーの『パトリシアローズ』のカップ&ソーサーセット、この機会にどうぞ♪
アンティークカップの大御所、和田泰志先生はスージー・クーパーの良さが伝わるのはその1922年から28年頃の物だとされ、後期の大量生産品には厳しい評を下されています(ヨーロッパ・アンティークカップ銘鑑 1996、235-237項)。
とはいえ、日本でも英国でも人気が高いのはこの頃の作品のようですね。最も、大量生産により作品が手に入りやすいということと密接なつながりがあることは当然なのですが。それにしてもです、このデザインが陶磁器のご専門家、権威の先生方にあまり支持されないのは、もしかしたら男女の感性の違いがあるかもしれませんね(実は私も和田先生のご意見に非常に賛成だったのですが、社会学を先行した従業員に諭されて、広く人気の有る物にはそれなりの理由があるかもしれないと、何度も何度も見ているうちに少しずつわかってきたような気がします)。
スージー・クーパー英国陶器の郷、ストーク・オン・トレントの街に生まれ育ちました。ストーク・オン・トレントは英国北部のカントリーサイドの街ですので、周りに自然があふれており、子供の頃からお絵かきが大好きだったスージーにとって周りの花々を描くこととは自然な成り行きだったと考えられます。そしてその花を描くということは生涯にわたってスージーのテーマとなりました。こちらの作品もそのテーマのひとつとなりました。
英国を代表する近代陶芸家スージー・クーパーをもっとお知りになりたい方は「スージー・クーパー・ストーリー」 もぜひご参考くださいませ。 その他のスージー・クーパー作品は以下からご覧くださいませ。
※ 3セット在庫がございます。2セット以上おまとめでお求めの方はチェックアウトの際にお値引きさせていただきます。
【コンディション】
細かい傷が少しございますが、ひび、かけ、貫入などはございません。
【サイズ】
大カップ直径 約9cm/ 約11cm (ハンドルを含む)
高さ 約6cm
ソーサー 直径 約14.5cm
注)法規則上、私どものお品物は原則ディスプレー用でございます。飲食器具として実用される場合にはお客様のご判断と責任にてお願い申し上げます。まず問題ないものと存じますが、スージーの素地には一般に貫入が多いことからご注意を喚起するためのご注書きです。
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。
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