【作品の詳細】
英国の銘窯 ウースター (グレンジャー)の大変古くて珍しいパターンのトリオ「モーニング・グローリー」のご紹介です。 モーニング・グローリーは朝顔でございますね。
同じ朝顔でもまずはこちらの ミントンの朝顔のカップ と比べてみてください。
★ 【伝統・本物】ミントン・朝顔
以前に 『手描きのGrainger, Lee & Co. Worcester』 をご紹介いたしましたので、グレンジャーにつきましては、まずはそちらをご覧くださいませ。
こちらは正統派トリオでございますね。正統派トリオと申しますのは、紅茶カップ1客、コーヒーカップ1客にソーサーが一枚でございますね。なぜソーサーが一枚なのかなのですが、紅茶とコーヒーを一緒に飲むことはないだろうという合理的な英国の精神があるからなのですね。確かにそういわれればそうですね、理にかなっているように思います。
本日の作品は作風が違いますね。まず間違いなくグレンジャーの物だと思います。確認が取れていないのがちょっと悔しいのですが、ハンドルの側面にある点々がそれを予想させます。比較的簡単に確認が取れると思っていたのですが、手元に適切な専門書がなく、確認とれていませんことをお断り申し上げておきます。
でも、素地の質や金彩の絵付は超一流でございますね。金彩の細かいこと。このすだれのような感じもグレンジャーを想起させます。リムに沿ったドット(点々)は突起状のジュエル加工になっています。
また、華絵として朝顔(英語でモーニング・グローリーと申します、「朝の輝き」とでも申しましょうか。)を選んだのは珍しいですね。英国では日本のようにく朝顔を見かけることはあまり多くありません。サイズも小さいですし、色も控えめの物が多いのです。その絵は派手さはありませんが、洗練されたタッチで描かれている高級品です。
【コンディション】
おそらく200年近く経った作品ですが、ヒビ、カケ、貫入などございません。金彩残夕率も高いですし、絵柄の擦れが少しありますが、十分に許せる程度のものです。写真でご確認いただけますように綺麗な状態です。
【サイズ】
カップ口径 約10cm / 12cm(ハンドルを含む)
高さ 約5.5cm
カップ口径 約8cm / 10cm(ハンドルを含む)
高さ 約7.5cm
ソーサー幅 約14.5cm
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。
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