【作品の詳細】
『 典型的な白磁-金彩-華絵 』シリーズの第8番目のお品物です。詳細は以下の第一番目の作品のご紹介をご参考くださいませ。
【シリーズ一般説明】
お待たせいたしました。本日よりしばらく、<本物>『典型的な白磁-金彩-華絵』をシリーズでご紹介してまいります。窯元は コールポート、リッジウェイ、ロイヤルクラウンダービー、ダヴェンポート などです。
作品は手描きで専門アーティストのセンスと技量により、お客様の好みにあったものとそうでないものが出てまいります。どうぞ、写真をご覧いただきお客様自身の品定めを楽しんでくださいませ。このシリーズの物は全て<本物>一級品ばかりです。
***** 【こちらの作品の詳細】 *****
はい第8番目の作品はとても金彩と薔薇絵の美しい作品作品のご紹介でございます。
はい、こちらの作品をご覧になって、「きっと、コールポートのアデレードシェイプ!」とお感じになられたお客様は、アンティークカップ通でいらっしゃいますね。英国アンティークスの従業員の間では世界で一番洗練された形としてもてはやされるものでございます。
でも、違うのでございますよ(笑)。こちらはダヴェンポートによる作品です。ハンドルシェイプはよく似ていますが、ボディシェイプが少し違いますかね。いずれにしても、このコールポートのとても人気の高いシェイプにあずかって、似た作品を作ったことはおそらく間違いありません。1830-40年当時はどの窯も(超一流の窯も含めてです)こうした模倣は普通の行為でした。もっとも、ヨーロッパにおける白磁器の生産そのものが中国器のコピーとして始まったわけですから。いいものはいいと、模倣から始まって徐々に独自性を出してゆく歴史があったのです。
そうですね、シェイプはコールポートのアデレードシェイプに大変似ていますが、絵柄はダヴェンポートらしいところが多いですね。特にカップの内側の貴重デザインの太いロープのような文様はダヴェンポート的です。華絵の線の細さもとてもダヴェンポートですね。一流です。
【コンディション】
金彩と絵付の擦れが確認されます。このためにお値段お安くしてご提供いたしております。その他はヒビ、カケ、貫入の無い良い状態です。素地は堅牢であと100年も200年も生き続けてくれます。
【サイズ】
カップの 口径 約10cm / 13cm(ハンドルを含む)
高さ 約6cm
ソーサーの直径 約15cm
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前にメールにてご確認くださいませ。