【作品の詳細】
こちらの素晴らしいヴィクトリア朝のスターリングシルバーバスケットは、1898年に銀細工職人ウィリアムモートン&サンズ・オブ・シェフィールドによって作られました。
バスケットの側面は、スターリングシルバーの無地のセクションとステップリングとよばれる、点描のようなセクションが交互にあり、その中には見事なお花の チェイシング のデザインが美しいです。もちろんすべて手作業ですので、どうやって作ったのかを考えると気が遠くなるような作業です。
バスケットのハンドルは、2本のバンドの間に3つのビーズが付けられたデュアルバンド構造となっており、折りたたみ可能なスイングハンドルとなっております。
バスケットの縁はフレア状のエレガントな作りになっており、ダイニングテーブルやインテリアとしてお使い頂いてもよいですし、ボウル部分は、実用的な大きさがありますのでお花を飾ったり、果物、ベリーを保持するのに最適です。
4つのビーズの足がバスケットを支えており、バスケットをわずかに持ち上げたような作りとなっています。
英国ではこのようなバスケットは伝統的に裕福な家庭のご家族の為に、食べ物を運ぶ使用人によって使用されていましたが、後にそのようなバスケットは「フラワーガール」や「ジュニアブライドメイド」が結婚式のお祝いに花びらを散らすため、花を保持するためにもしばしば使用されてきました。
フラワーガールが通路を歩いてバスケットから花びらを散らす様子
ヴィクトリア時代の結婚式の様子
インテリアとしてお部屋のディスプレイとしてお使いになっても本当に素晴らしい作品です。またはアフタヌーンティーなどでご使用すると、本当に素敵なティータイムをお過ごしになることが出来るでしょう。
※ アンティークトリビア ※ ハンドル付きのシルバーバスケットは、キッチンから所有者のテーブルに食べ物を運ぶ使用人によって運ばれるという性質のため、威信の兆候と考えられていました。権力者の邸宅には多くの使用人がいて、バスケットを主が持つことはありませんでした。このバスケットはデザイン性に優れているだけではなく、富の象徴としても役立っていたのです。 |
「シルバーなんて普段の生活にはもったいないわ」と仰る方もおられるかと存じますが、ぜひ普段の生活の中にこそ永く使えるアンティークシルバーを取り入れていってみてください。使えば使うほど愛着がわき、またその真価がわかってまいります。 まずはこちらのような スプーン や ケーキ・サーヴァ― などから揃えていかれるのをおすすめいたします。
シルバー製品はには このような製品 をお使いになると酸化による変色が防げて便利です。 この製品 本当におすすめです!)どんどん普段使いなさってくださいませ。
一見、贅沢に見えるシルバー製品ですが、お洋服やお食事代と違って短期間しか使えないまたは流行り廃りがあるというものではございませんので、何十年もお使いになれます。またはお子様やお孫様の代までお伝えになることが出来るものでございますね(また古くなればなるほど価値が上がってまいります)。ぜひ普段の生活にアンティークを取り入れられることをおすすめいたします。
シルバーのホールマークについてお勉強なさりたい方はこちらの著書をおすすめいたします。
【コンディション】
へこみや目だった傷などのない美しいコンディションとなります。
【サイズ】
幅 約22.5cm
奥行き 約18cm
高さ 約6cm (本体)/ 18cm(ハンドルまで)
重量 約342g
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。
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