【作品の詳細】
ジョージ王朝期、1820年頃に作られたゴージャスなアメジストペンダント・ネックレス『英国の祈り』です。左(上)の写真をクリックしていただくと大きな画像でご覧いただけます。
カンティーユは、フィリグリー細工に似ていますが、より立体的に仕上げた技法で、1820年代から1830 年代に人気があり、細かい金の粒を、まるで金糸を紡ぐ刺繍の如く、一粒ごと留めてゆく、金細工の中でも特に繊細な技法を指します。
このペンダントは 18金製で、5つの大きな楕円形のファセットアメジストと4つの色の濃いアメジストが各パーツのコントラストを作り、アクセントにもなっています。
上部には、3 つの小さなシード パールもセットされております。
1795年頃から1837年頃までを英国史におけるリージェンシー(摂政)時代といわれますが、リージェンシーという名称の由来となった正式なリージェンシー時代は、1811年から1820年までとされています。
英国(グレートブリテンおよびアイルランド連合王国)の国王およびハノーヴァー王であったジョージ4世統治の時代となります。
このペンダントのデザイン、バランス、及び職人技は、現代のジュエリーとは一線を画す、ジョージアンジュエリーの最高傑作と言えます。目の肥えたアンティーク愛好家にとって理想的な作品と言えるでしょう。
アメジストは2月の誕生石として知られています。特別な人への贈り物として、またはご自分へのご褒美となさってはいかがでしょうか。
このペンダントには、当時の金製品によくあるように刻印がありませんが、純金テストで18金であることを検査済ですので、ご安心くださいませ。
アンティーク作品は陶磁器、シルバーをあげてもそうですが、やはり昔に作られた作品は質が高いものが多いですね。これは標準大量生産をビジネスモデルとする現代では真似のできない芸術の世界です。
アンティークジュエリーは一点一点が熟練の職人の手によって作られた作品です。世界でたったひとつの貴重なアンティークジュエリーをぜひお手元にどうぞ。長い時を生き抜いてきたアンティークジュエリー、お手になさるととても愛おしく感じられるでしょう。
重厚なアンティークベルチャー チェーンは撮影用のみとして使用しておりますが、上の写真に写っているより細い 9 カラットの純金 (モダン) チェーンを無料でおつけしておりますのですぐにお使いいただくことができます。
【コンディション】
大きなダメージやダメージはなく、良いコンディションです。アンティーク品として当然の、年数相応の経年劣化が見られますが、コンディションに関しては、万が一の失望を避けるために、上記を敢えて強調して記載しております。従いまして、コンディションに関して大きな問題があるわけではなく、ご使用に影響を与えませんのでご安心くださいませ。
【サイズ】
縦 約3.2cm(バチカン含む4.2cm)
横 約3.2cm
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。
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