【作品の詳細】
繊細でありながらもゴージャスな エドワード期 のブレスレットのご紹介です。マットのゴールドにルビーとダイヤモンドが埋め込まれています。
エドワード期に作られていますから当然手作りなのですが、その丁寧な手仕事をご覧ください。
素材そのものにも当然価値があるのですが、ご注目いただきたいのはやはりアンティーク作品ならでは造作です。全体の仕上がりがデリケートなので、見落としがちなのですが、まずはブレスレットのゴールドの厚みをご覧くださいませ。しっかりとゴールドが使われており、それがこちらの作品のゴージャス感をかもしだしています。
ブレスレット前面の石が入ったデコレーション周りのゴールドのツイスト上のゴールドのチェーン状のパーツなど、細いゴールドを束ねてねじり編みした後にロープの模様に見えるように小さな線を入れています。
中央のルビーを埋め込んでいる部分の周りには星形(六芒星)になっており、そしてサイドのルビーの周りはハート形になっているのです。100年以上前のアイデアとしては斬新なデザインだったと想像します。
またゴールドの細工も丁寧に作られています。ブレスレット周りのゴールドの曲線はすべてのパーツを作った後、本体にソールダリング(はんだ付けのことですが、はんだ付けと言ってしまうには丁寧すぎる仕事ですね)されています。
上の写真の留め金ですが、左側から右側の本体の部分にカチッと入るようになっており、その上にフックが付いていてより簡単に外れることの無いようにできています。実物を見ますとここもかなり丁寧な手仕事だなぁと感心してしまう出来になっています。
アンティーク作品は陶磁器、シルバーをあげてもそうですが、やはり昔に作られた作品は質が高いものが多いですね。これは標準大量生産をビジネスモデルとする現代では真似のできない芸術の世界です。
エドワーディアン・ジュエリーらしい細い金の細工が繊細で、どちらかというとヨーロッパの人と比べて、華奢な体系の日本人女性にも似合いやすく使いやすいですね。大変上品な仕上がりとなっています。
アンティークならではのデザインと風合い、そしてエドワーディアンならではの繊細な作りをぜひお楽しみくださいませ。
アンティークジュエリーは一点一点が熟練の職人の手によって作られた作品です。世界でたったひとつの貴重なアンティークジュエリーをぜひお手元にどうぞ。長い時を生き抜いてきたアンティークジュエリー、お手になさるととても愛おしく感じられるでしょう。
【コンディション】
とても良いコンディションです。
【サイズ】
ブレスレットの内径 約16cm
ブレスレット 縦 約5.5cm
横 約6cm
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。