【作品の詳細】
本日はちょっと珍しいトリオ(カップ&ソーサー+プレート)をご紹介いたします。まずこちらのトリオの形をご覧くださいませ。
上から見ますとまるでお花がパッと咲いたような、又は花火が開いたような形となっておりますね。こちらはスタッフォードシャー・ロングトンのセントメアリーワークスのムーア・ブラザーズによって作られました。
ムーア家の陶磁器会社は1862年にサミュエル・ムーアによって創設され、その息子であるバーナード・ムーア(最後の写真の人物です)が15歳の時に父親の会社に入社し、社名をムーア&サンとしました。その後、バーナードの弟サミュエル・ヴィンセント・ムーアが加わり1872年頃にはムーア・ブラザーズとして、英国陶磁器の郷スタッフォードの高級陶磁器を製造しておりました。1881年までに、彼らは陶芸部門で150人を雇用していた地元の優良企業で、食器に限らず高品質なオーナメントも世に残しています。1902~1903年バーナード・ムーアはは、英国陶磁器協会の会長に任命されました。しかしながら1905年に、会社はトーマス C ワイルド&サンズに売却されます。
その後1917年に会社はトーマス C ワイルド&サンズに改名され、少なくとも1990年代初頭まで継続されました。 そしてロイヤル・アルバート・リミテッド、1972年にはロイヤル・ドルトンとアライド・イングリッシュ・ポタリーズ・リミテッドの合併により、ロイヤル・アルバート・リミテッドがロイヤル・ドルトン・テーブルウェア・リミテッドの子会社になるという変遷を経ています。
上のような長い歴史の中、ムーア・ブラザーズとして活動していたのは33年間でしたが、こちらのトリオはその最盛期に製造された作品となります。
当時としては斬新でありながら難しいデザインに挑戦したものだと思います。バーナード・ブラザーズのデザインや作りにこだわり続けたことが会社の存続に危機をもたらしたのかもしれません。しかしながらこだわりを手放すことはできなかったのでしょうね。
カップ、ソーサー、そしてプレートのお花の形、そして金と鮮やかなブルーの釉薬によってコントラストを出していますね。これが150年前に作られたデザインとは驚きですね。あまり現存しないこのような貴重なトリオをこの機会にどうぞ。
【コンディション】
よく見ますと全体的に細かい貫入が入っておりますが、ひびやかけなどはございません。150年の歴史を感じてください、詳細は写真をご参照くださいませ。
【サイズ】
カップの口径 約8cm / 10cm(ハンドルを含む)
高さ 約5.5cm
ソーサーの直径 約13.5m
プレートの直径 約17.2cm
上のバナークリックでお得なセールのご案内や ご登録無料のメルマガ会員さま限定のプレゼントなどの
お得なご案内のみのお知らせですのでお気軽にお申し込み下さいませ。
本日はちょっと珍しいトリオ(カップ&ソーサー+プレート)をご紹介いたします。まずこちらのトリオの形をご覧くださいませ。
上から見ますとまるでお花がパッと咲いたような、又は花火が開いたような形となっておりますね。こちらはスタッフォードシャー・ロングトンのセントメアリーワークスのムーア・ブラザーズによって作られました。
ムーア家の陶磁器会社は1862年にサミュエル・ムーアによって創設され、その息子であるバーナード・ムーア(最後の写真の人物です)が15歳の時に父親の会社に入社し、社名をムーア&サンとしました。その後、バーナードの弟サミュエル・ヴィンセント・ムーアが加わり1872年頃にはムーア・ブラザーズとして、英国陶磁器の郷スタッフォードの高級陶磁器を製造しておりました。1881年までに、彼らは陶芸部門で150人を雇用していた地元の優良企業で、食器に限らず高品質なオーナメントも世に残しています。1902~1903年バーナード・ムーアはは、英国陶磁器協会の会長に任命されました。しかしながら1905年に、会社はトーマス C ワイルド&サンズに売却されます。
その後1917年に会社はトーマス C ワイルド&サンズに改名され、少なくとも1990年代初頭まで継続されました。 そしてロイヤル・アルバート・リミテッド、1972年にはロイヤル・ドルトンとアライド・イングリッシュ・ポタリーズ・リミテッドの合併により、ロイヤル・アルバート・リミテッドがロイヤル・ドルトン・テーブルウェア・リミテッドの子会社になるという変遷を経ています。
上のような長い歴史の中、ムーア・ブラザーズとして活動していたのは33年間でしたが、こちらのトリオはその最盛期に製造された作品となります。
当時としては斬新でありながら難しいデザインに挑戦したものだと思います。バーナード・ブラザーズのデザインや作りにこだわり続けたことが会社の存続に危機をもたらしたのかもしれません。しかしながらこだわりを手放すことはできなかったのでしょうね。
カップ、ソーサー、そしてプレートのお花の形、そして金と鮮やかなブルーの釉薬によってコントラストを出していますね。これが150年前に作られたデザインとは驚きですね。あまり現存しないこのような貴重なトリオをこの機会にどうぞ。
【コンディション】
よく見ますと全体的に細かい貫入が入っておりますが、ひびやかけなどはございません。150年の歴史を感じてください、詳細は写真をご参照くださいませ。
【サイズ】
カップの口径 約8cm / 10cm(ハンドルを含む)
高さ 約5.5cm
ソーサーの直径 約13.5m
プレートの直径 約17.2cm
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。
上のバナークリックでお得なセールのご案内や
お得なご案内のみのお知らせですのでお気軽にお申し込み下さいませ。