【作品の詳細】
19世紀末こんなティーセットでアフタヌーンティーをたしなんでいたのはどのような方々だったでしょう。金色に近い黄土色の素地、うす色の可憐な野花、エレガントなシェイプでプレート付きのトリオです。当時流行りのブラッシング技術もとても繊細で上品なものです。
小春日和の中のガーデン・ティー。茶葉はインドから船で運ばれてきたばかりのフレッシュなもの、スウィートはスコーンでしょうか。クロッテッド・クリームをたっぷりとすくって、苺のジャムを少しのせます。優雅ですね。
マークのT&Kはテイラー&ケントのイニシャルです。その真ん中のLは窯業中心地スタッフォード地域の中でも更にその中心ロングトン通りのイニシャルです。1800年代後半、特に上流マーケットをターゲットにした高級ウェアを多く輩出いたしました。
素地は薄く高級感がありますが、英国特有の温かみのあるクリーム色のものです。通常貫入がたくさん入るタイプのカップ(英国の陶土と、シェイプと薄さに主な原因があります)ですが、こちらの作品はそうした難を逃れています。19世紀のティーセット、少し壊れそうな儚さが魅力のお品物です。
こちらはトリオのページでございます。同モティーフのカップ&ソーサーのみのセットもございます。カップ&ソーサーのみをご要望の方は こちら をご覧くださいませ。
【コンディション】
灰降点(昔の窯は木を燃やして焼成していましたので、その灰が窯の上から降ってきます)が確認されますが、アンティークの味です。ひび、かけなどのない良いコンディションです。
【サイズ】
カップ 口径 約8・5cm / 10・5cm(ハンドルを含む)
高さ 約6cm
ソーサー直径 約14cm
プレート直径 約17cm
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。
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