
【作品の詳細】
このたびはこちらのお品物をご紹介できますことを大変うれしく存じます。こうした、あまり知られていない名窯の名器をご紹介できるたびに、このお仕事を続けさせていただいてよかったなあと思います。
まずはこちらウィリアム・ロウ『ロマンスの形』および『赤いダフォダイル』をご覧くださいませ。
英国スタッフォード地域、窯業の中心地であったロングトン通りから、ウィリアム・ロウの作品のご紹介でございます。ウィリアム・ロウは1874年に創業し、1931年まで活躍いたしました名窯元でございます。マークの次の写真ご参考ください。沢山の窯から煙が出ています。当時は大変誇るべき名窯だったのでしょうね。
幸い2セット入荷することができました。いかがでしょう、今度の週末をパートナーの方とこんなロマンチックで可憐なカップで紅茶・コーヒーを楽しんでみたら。とても優しい気持ちになりますよ。
カップは少し小さめ、素地は比較的薄く、シェープ(ウェーブ)が優しい感じを醸し出しています。コバルト、ゴールド、ピンク、金彩の色のコンビネーションが、これ以上ないというくらいクラッシックに「乙女チック」です。
製造年はバックマークより、1912頃の作品とわかります。100年前の英国で、どのような方がご購入になったのでしょう‥‥。きっと、100年前の乙女だったのでしょうか。 極めてロマンチックな作品に仕上げられていますね。 青色が鮮やかで、ピンクの薔薇とのコントラストが美しい作品です。お値段は1セットの価格となります。
【サイズ】
カップ口径 約8.5cm / 10.5cm(ハンドルを含む)
ソーサー直径: 約14cm
【コンディション】
金彩や絵柄の擦れはございますが、ひび、かけ、貫入のない美しいコンディションです。
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前にメールにてご確認くださいませ。