【作品の詳細】
こちらはイングリッシュブレックファストのテーブルに欠かせないアイテムのひとつであるシルバープレートのエッグクリュエットです。
エッグクリュエットは朝食用にゆで卵を置くために作られました。もちろんキッチンから食卓まで熱々のゆで卵を運ぶために手が熱くならないようにエレガントなモティーフのハンドルもついています。そもそも大きなお屋敷のご主人様は自分で卵を茹でて運ぶ必要はなかったものですから、当然それは使用人の仕事になっていたはずです。
カップ及びトレイにはお花と月桂樹のガーランドがくっきりとしたモティーフ、ハンドル部分はトロンペロイル(Trompe-l'oeil)風のモティーフで表現されています。
持ち運ぶときにカップがぐらつかないように、カップはトレイにとまるような作りとなっております。またハンドルとトレイはビスでつながっているだけですので、取り外してコンパクトに収納できます。
このようなシルバーのエッグクリュエットをお使いになれば、エレガントな食卓になることは間違いないですね。
この作品はバーミンガムのジョージ・リチャーズ・エルキントン(George Richards Elkington, 1801.10.17 - 1865.9.22)によって作られました。ヴィクトリア時代の作品となります。
エルキントンは業務用シルバープレートの特許をとった人物で1841年にバーミンガムのニューホール・ストリートに工場を開設し、1880年までに1,000人の従業員を雇用し更に6つの工場を建設するなど大成功を納めた人物です。
今でもバーミンガムのニューホール・ストリートのシルバープレート博物館にはエルキントンを記念するブルー・プラークがあります。
※ ブルー・プラークとは英国内に設置されており、著名人がかつて住んだ邸宅等にかけられている青い陶器製の銘板のことを指します。
【コンディション】
へこみや目だった傷などのない美しいコンディションとなります。
【サイズ】
直径 約20.5cm
高さ 約18cm
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