【作品の詳細】
本日は現代ではほとんど見かけることのない作品のご紹介です。
こちらは1924年にバーミンガムの銀細工師 アレクサンダー・クラーク & Co によって作られたクィーンアンスタイルのスターリングシルバーのモンティースボウルとなります。
モンティースボウルという名前をお聞きになったことのない方が殆どだと思います。私どもの本拠地である英国でもご存知ない方が多いと思います。モンティースボウルについてもう少し詳しくお知りになりたい方はこちらからご覧くださいませ。
モンティースボウルは、元々17世紀にヴェリエール風にグラスを冷やすために導入されました。 モンティースボウルの縁に切れ込みのデザインがあり、ワイングラスのベース部分をその部分に引っ掛けて、氷水を入れたボウルにワイングラスを入れてグラスを冷やしていました。この設計はグラス同士が互いに転がったり、衝突するのを防ぐために考案されました。
冷蔵庫もある現代でモンティースボウルは殆どありません。こちらのモンティースボウルもフルーツボウルやパンチボウルとして、またはローズボウルのようにお花のアレンジメントをするためにお使いになると華やかで豪華な演出ができますね。
ボウルのサイズは、どのようなオブジェクトに対しても優れた多目的にお使いになることができます。例えば写真のようにフルーツ・お花・お菓子など工夫次第で様々にお使いになることが出来ます。。
★ その他のシルバー作品はこちらからどうぞ
「シルバーなんて普段の生活にはもったいないわ」と仰る方もおられるかと存じますが、ぜひ普段の生活の中にこそ永く使えるアンティークシルバーを取り入れていってみてください。使えば使うほど愛着がわき、またその真価がわかってまいります。 まずはこちらのような スプーン や ケーキ・サーヴァ― などから揃えていかれるのをおすすめいたします。
シルバー製品はには このような製品 をお使いになると酸化による変色が防げて便利です。 この製品 本当におすすめです!)どんどん普段使いなさってくださいませ。
一見、贅沢に見えるシルバー製品ですが、お洋服やお食事代と違って短期間しか使えないまたは流行り廃りがあるというものではございませんので、何十年もお使いになれます。またはお子様やお孫様の代までお伝えになることが出来るものでございますね(また古くなればなるほど価値が上がってまいります)。ぜひ普段の生活にアンティークを取り入れられることをおすすめいたします。
シルバーのホールマークについてお勉強なさりたい方はこちらの著書をおすすめいたします。
目だった傷やへこみなどのないとても良いコンディションとなります。
【サイズ】
直径 約20.5cm
高さ 約16cm
総重量 約858g
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前にメールにてご確認くださいませ。