
【作品の詳細】
これまでクラウン スタッフォードシャーによる伝統的なコバルト作品を多くご紹介してまいりましたが、今回は全く趣を異にした作品、『花鳥風月』のご紹介でございます。(伝統的なコバルト作品については例えば こちら をご参考くださいませ。)
このクラウン・スタッフォードシャーは1801年(会社としては1891年)に英国はスタッフォードシャーにて創業、1973年にはウェッジウッド・グループの傘下となり、残念ながら現在ではこの社名の作品を見ることができない貴重な作品となります。
初夏でしょうか、曇りの多い英国の中で6月は特別な月です。夜10時くらいまで空が明るいままです。花が咲き乱れ鳥が鳴きます。そんな6月の季節を表現した作品でしょうか。
技術的には、エナメル加工のような水色の部分がとても美しく効果的に使われているのが特徴でしょうか。ミントンの水色のようです。全体的に色の調和のとれたすぐれた作品です。1930年以降の作品で、伝統から抜け出し新しい芸術を確立しようとしているように感じられます。
【コンディション】
ひび、かけ、貫入などはないとても美しいコンディションでございます。
【サイズ】
カップ口径 約8.5cm / 10.5cm(ハンドルを含む)
高さ 約6cm
ソーサー直径 約14cm
プレート 直径 約16cm
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前にこちらからご確認くださいませ。