
【作品の詳細】
『典型的な縁/ 青-金彩-華絵 』シリーズの第10番目のお品物『イングリッシュリーブス』のご紹介でございます。ご注目いただきたいのは金彩のモティーフでございます。サラッと描かれたような葉っぱのデザインが素敵ですね。
堅牢な素地としっかりと描かれた美しい花束、そして発色の良いグリーンに加え、エレガントに、そして流れるように一挙に描かれた金彩の葉っぱのモティーフは一流の職人さんの仕事ぶりを感じさせる仕上がりです。さすがコールポートの作品だと唸らずにはいられない出来栄えです。
カップひとつ仕上げるのに、何度も絵付けを重ね(グリーン・赤など通常の絵の具でも、色が隣り合っている場合には色が混ざってしまうので一度に描くことができませんし、ゴールドなど温度差を付けて焼成しなければならないため)何度も窯の中を通すわけですが、現代作品とは違い、薪を焚いて作品作りをしておりましたので失敗する確率も高く、そのリスクを取りながら作品作りをしていた時代ですので、このような作品が世に出ることはすごいことだと思いますし、またそれが現代まで残ってきていることは奇跡に近いといつも感じております。
紅茶を注ぐ部分は白く残っておりますので、紅茶の色の発色も良いですね。ゴージャスでエレガントなお茶の時間のお供にどうぞ。
【コンディション】
1830年ころの作品です。先ほどの作品と同様、カップは素地堅牢、絵柄の擦れも最小限です。ヒビ、カケ、貫入等ございません。ただ、ソーサーにのみ貫入がございます。どうぞ写真でご確認ください。
【サイズ】
カップの 口径 約10.5cm / 13cm(ハンドルを含む)
高さ 約5cm
ソーサーの直径 約14.5cm
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。

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