スージークーパー 英国 アンティークカップ アンティークトリオ ヴェネツィアSusie Cooper antique cup  英国アンティークス
スージークーパー 英国 アンティークカップ アンティークトリオ ヴェネツィアSusie Cooper antique cup  英国アンティークス
スージークーパー 英国 アンティークカップ アンティークトリオ ヴェネツィアSusie Cooper antique cup  英国アンティークス
スージークーパー 英国 アンティークカップ アンティークトリオ ヴェネツィアSusie Cooper antique cup  英国アンティークス
スージークーパー 英国 アンティークカップ アンティークトリオ ヴェネツィアSusie Cooper antique cup  英国アンティークス
スージークーパー 英国 アンティークカップ アンティークトリオ ヴェネツィアSusie Cooper antique cup  英国アンティークス
スージークーパー 英国 アンティークカップ アンティークトリオ ヴェネツィアSusie Cooper antique cup  英国アンティークス
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スージー・クーパー『 ヴェネツィア』トリオ・クリーマー付

価格
¥38,000
セール価格
¥16,000

【作品の詳細】

 こちらの作品はスージークーパー後期の作品ですね。バックスタンプをご覧ください。ウェッジウッドグループと付いているのがお分かりになりますか?他の窯同様1900年代に後半、彼女の窯も経営難でした。確か1950年でしたね、ウェッジウッドに吸収合併されて生き残りをかけます。 

こちらの作品はヴェネチアと代が付けられた作品です。和田泰志先生はスージークーパーの良さが伝わるのはその1922年から28年頃の物だとされ、後期の大量生産品には厳しい評を下されています(ヨーロッパ・アンティークカップ銘鑑 1996、235-237項)。確かにわたくしもスージークーパーの勢いが感じられるのは彼女が20歳代だったころだと思うのですが、その後の女性らしいパステルカラー調のもの、更にこの作品のようにパターンデザイン化されたものも「意味がございます」。 

「意味がございます」というのは歯切れの悪い表現ですが、和田先生のおっしゃる、仕掛けられたスージークーパー現象、単に「カワイイ」ものを日本人女性に売りつける世俗な現象にはとどまらなかったようです。1990年代、2000年代を超えて、英国でも未だに根強いコレクターがおられ、一人の女性が生涯をかけて作った作品群を時代順に集めて人気を保っているようです。 

若いころの情熱を感じさせる作品群。それに続いての優しく柔らかい女性らしさ。そして成熟した、単純化されたデザイン。他の有名な窯と違い、一人の女性によって1900年初めに始まり1900年代に完結するという事実がコレクションとしての手ごろさを生んでいるのかもしれません。最近改めまして久しぶりに彼女の作品を100点ほど見通して、そんなことを思いました。 

マークの次の写真はスージーによる手描きのパターンの原型です。一人で事業を起こしこうしたデザインをしてブランド窯でした彼女の人生、楽しかったでしょうね。少し羨ましいですね。 

「『スージークーパーの作品に貫入が多い』という話をよく聞くのですけれども、どういうことですか?」とご質問いただきましたので、少しお分かりいただけるように工夫しました。 

写真をご覧いただきますと、表面がまだらになっているのがお分りですか?これは重度の貫入の入った物を15分ほどお湯につけた状態の作品を撮影したものです。重度の貫入ですと水分が陶器の中にまでしみこみ、こうしたまだら模様を作ります。 

こうしたことを繰り返しているうちに汚れが中に入り茶色く変色してまいります。その変色が均等に出て帰って面白い味を出しうることは日本の陶器を見慣れていらっしゃるお客様にはお分かりいただけると思います。ただ、もちろん意図した貫入ではございませんので、汚らしい汚れになることもあり、これは偶然のイタズラを待つこととなります。そうした美観上のこととは別に、水分が入り、渇き、また入り、渇きと繰り返しているうちに陶器が脆くなることもございます。 

これに対し軽度の貫入ですと、小さなひび割れが表面には達しておらず、水がしみ込むことはございません。外観上の線が入っており、これが美観を助ける場合もあれば邪魔をする場合もございます。他のページでスージーの軽度の貫入の入った作品をご覧ください。英国のアンティーク・ヴィンテージ陶磁器にはその陶土・磁胎の性質上貫入が入ることが多いのです。作品をお譲りする側(アンティーク屋)としては貫入の存在をきちんと注意書きしないといけないのですが、お受け取りになるお客様にとっては「気になるほどの物でもない」とお感じになる方も多いと思います。 

スージー・クーパーは1924年には大英帝国博覧会とアール・デコの最も権威のある博覧会パリ・デコラティヴ芸術博覧会で銀メダルを受賞しました。その翌年、1925年に独立後、紆余曲折を経て、1966年会社はウェッジウッドの傘下となり、スージーはウェッジウッド社のデザイナーとして活躍していくことになります。こちらの作品はそんなウェッジウッド社の中で製造された作品となります。

スージー・クーパー英国陶器の郷、ストーク・オン・トレントの街に生まれ育ちました。ストーク・オン・トレントは英国北部のカントリーサイドの街ですので、周りに自然があふれており、子供の頃からお絵かきが大好きだったスージーにとって周りの花々を描くこととは自然な成り行きだったと考えられます。そしてその花を描くということは生涯にわたってスージーのテーマとなりました。

英国を代表する近代陶芸家スージー・クーパーをもっとお知りになりたい方は「スージー・クーパー・ストーリー」 もぜひご参考くださいませ。 

【コンディション】 

ひび、かけなどはございません。とても光り輝くとてもよいコンディションです。 

【サイズ】 

カップ直径 約7cm/ 約9cm (ハンドルを含む)
   高さ 約6.5cm
ソーサー直径 約13.5cm
プレート直径 約16cm
クリーマー 約8cm / 約11cm (ハンドルを含む)
      高さ 約6cm

注)法規則上、私どものお品物は原則ディスプレー用でございます。飲食器具として実用される場合にはお客様のご判断と責任にてお願い申し上げます。まず問題ないものと存じますが、スージーの素地には一般に貫入が多いことからご注意を喚起するためのご注書きです。 

当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前にメールにてご確認くださいませ。