C. J. メイソンのチェッカーフラッグ

【作品の詳細】 

先日は 『デザインを遊ぶ』 をご紹介申し上げました。このたびも、やはり19世紀の「デザインを遊ぶ」でございますね。あたかもチェッカーフラッグを施したような作品です。  C.J. メイソンによる作品でございます。伝統的な華絵とモダンなモティーフの合わせ技がユニークです。

素地や窯焼き、絵付の感じから、1800年代中ごろから後半にかけての作品かと存じますが（ソーサーが深く作られている点からは、もう少し古い1800年代前半の可能性もございます）、当時にしてはとてもおしゃれなデザインでございますね。ハンドルシェイプも大変凝った形です。とても楽しい作品です。これだけ特徴がございますので、きっとすぐにアイデンティティがわかるときが来ると思います。どうぞ、お楽しみくださいませ。 

先ほど 『オリエンタル・レッド』 をご紹介いたしました。こちらも同じく19世紀初期の窯元不詳の作品ですが、やはり作品にエネルギーが漲っておりますね。筆のタッチに勢いがございます。 併せてご覧くださいませ。

【コンディション】 

金彩の擦れは有るものの、発色が衰えず綺麗な状態です。カップ横正面(ハンドルの形のよくわかる)写真をご覧くださいませ。土台の一番下の部分ではございますが一応小さなカケが確認されます。その他は貫入・ヒビなど確認しておりません。素地もしっかりしております。 

【サイズ】 

カップ　　口径 約９ｃｍ / １１ｃｍ（ハンドルを含む）
　　　　　高さ 約６ｃｍ
ソーサー　直径 約１５ｃｍ　（深さ：２.５ｃｍ、古いものに多い深めのものです。もしかしたら19世紀半ばより前、前半のものかもしれません。） 

当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前にメールにてご確認くださいませ。