【作品の詳細】
とても目を引く作品でございます。
金彩の繊細かつ大胆なデザインと、コバルトブルーの「点」化が本当に珍しい作品でございます。
シェイプやハンドルが伝統的なものですから、それだけでも他のコレクションと並べてとてもいいコレクションの一部をなすのですが、このデザインの奇抜さにより更にアクセントとなること間違いなしの作品です。
バックマークは見つからず、一寸アイデンティティの確立は難しくなっております。シェイプや磁胎の焼き加減から、おそらくコールポートと思われますが、正確な判明は新しいオーナーの方のお楽しみにとっておきましょうか。デザインがとても特徴的ですので、きっとアイデンティティは判明いたします。
自体の状態、絵付け、金彩の状態から、時代はおそらく1800年代前半から半ば、150~180年ほど前の作品との読みでございます。
【コンディション】
ご覧のとおり、全体としてコントラストの強い注目を集めるデザインです。金彩や絵柄に多少のスレがございますが、このコントラストの強さのために気になりません。同様に、極めて細かな微細貫入が全体に広がっているのですが、これは(前述コントラストの強さも手伝い)通常の鑑賞では確認するのが難しいくらいのものです(白磁の拡大写真でご確認ください)。観賞用としては問題ございません。そのた、金彩や絵柄に多少のスレはございますが、アンティークに通常想定できる範囲のものです。カケや割れはございません。
【サイズ】
カップ直径 約10.5cm(12.5cm ハンドル含む)
高さ 約6.5cm
ソーサー直径 約15cm
当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前にメールにてご確認くださいませ。