【作品の詳細】
ヴィクトリア時代に作られた美しいスターリングシルバーの名刺入れ、カードケースです。左(上)の写真をクリックしていただくと大きな画像でご覧いただけます。
ビクトリア朝初期(1839年)に英国のバーミンガムで、フランシス・クラークによって製造された作品です。
クラークは、華麗かつ精巧な職人技で知られるスターリングシルバーのケースや箱を作っていたシルバースミスであり、その中でもこのカードケースは、最も精巧で、手作業で丹念に彫り込まれた装飾や、彫刻、ピアシング(穴あけ)加工が施されており、まさにその名前にふさわしいものです。
ピアシングによって隙間が開いているにもかかわらず、ケースは手に持ったときに適度な重量感があり、製作に使用されたシルバーの質の良さを示しています。
品質に加えて、カードケースの両面を覆う無数の花や葉のモチーフによる装飾も素晴らしく、細部までこだわった職人技が光ります。それぞれのパーツに職人が手を滑らせることなく穴を開け、彫り込むことを想像すると、このケースを完成させるためにどれほどの熟練度を要したかがよく伝わってきます。
前面には鳥の紋章が付いた盾形の カルトゥーシュ が付いており、蓋には内容物がこぼれおちないようにプッシュボタンロック機構が付いています。
当然ながら、その美的美しさと素晴らしい職人技により、実用性を想像することができにくいかもしれませんが、現代の生活では、名刺の他、クレジットカード、お札などを持ち運ぶのに、ひと味違った名刺入れとしてお使いになれます。
*名刺入れ以外のアイテムは展示のみを目的としており、他のアイテムは含まれておりません。
「シルバーなんて普段の生活にはもったいないわ」と仰る方もおられるかと存じますが、ぜひ普段の生活の中にこそ永く使えるアンティークシルバーを取り入れていってみてください。使えば使うほど愛着がわき、またその真価がわかってまいります。
シルバー製品はには このような製品 をお使いになると酸化による変色が防げて便利です。 この製品 本当におすすめです!)どんどん普段使いなさってくださいませ。
一見、贅沢に見えるシルバー製品ですが、お洋服やお食事代と違って短期間しか使えないまたは流行り廃りがあるというものではございませんので、何十年もお使いになれます。またはお子様やお孫様の代までお伝えになることが出来るものでございますね(また古くなればなるほど価値が上がってまいります)。ぜひ普段の生活にアンティークを取り入れられることをおすすめいたします。
シルバーのホールマークについてお勉強なさりたい方はこちらの著書をおすすめいたします。
【コンディション】
カードケースの端に多少の傷がありますが、構造上の問題はなく、蓋はしっかりと安全に閉まります。全体的に、装飾は鮮明で損傷はありません。
コンディションに関しては、万が一の失望を避けるために、上記を敢えて強調して記載しております。従いまして、コンディションに関して大きな問題があるわけではなく、ご使用に影響を与えませんのでご安心くださいませ。
【サイズ】
約 9.8cmx7.2cm
重量 約90.4g
当店取り扱い作品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。
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