【作品の詳細】
1833年（ジョージアン）にアイルランドのダブリンで銀細工職人ジェームズ・フライによって作られたこちらの素晴らしいスターリングシルバーのトレイ/サルヴァをご紹介できることを嬉しく思います。
こちらのサルヴァは、くっきりとした キャストシルバー のモティーフ、そして複雑な チェイシング された内側のフラワーガーランド、中央のエングレイヴィングも非常にデリケートで美しく、注目に値する芸術的・印象的な特徴を示しています。
キャストシルバー の縁は、ヨーロッパでは繁栄の象徴であるブドウの実と葉、と アカンサスの葉のモティーフがロココ調に装飾された仕上げとなっています。
縁部分には、これらのモティーフが複雑に織り交ぜられ、そのモティーフとモティーフの間は、レース状にピアッシング（切り抜かれていること）おり、より凝った作りとなっており、豪華なサルヴァのお手本とも言える仕上がりとなっております。
内側のフラワーガーランドも同様に注目に値します。 アカンサスの葉、花、フェニックスからなる チェイシング が見事です。
フェニックスは不死鳥、または火の鳥を指します。不死鳥は読んで字のごとく永遠の時を生きると言われています。
寿命を迎えると、自ら薪から燃え上がる炎に飛び込んで死ぬが、再び蘇るとされており、不死鳥、もしくは見た目または伝承から火の鳥ともいわれる。
こちらのジョージアン・スターリングシルバーサルヴァ は、そのデザインが素晴らしく複雑で芸術的な魅力を与えてくれると同時に、実際にお使いになるのにも程よいサイズです。
ディスプレイ用に、またはデザート、やフルーツ、紅茶などを乗せてお使い頂いてはいかがでしょうか。
「シルバーなんて普段の生活にはもったいないわ」と仰る方もおられるかと存じますが、ぜひ普段の生活の中にこそ永く使えるアンティークシルバーを取り入れていってみてください。使えば使うほど愛着がわき、またその真価がわかってまいります。 まずはこちらのような スプーン や ケーキ・サーヴァ― などから揃えていかれるのをおすすめいたします。
シルバー製品はには このような製品 をお使いになると酸化による変色が防げて便利です。 この製品 本当におすすめです！）どんどん普段使いなさってくださいませ。
一見、贅沢に見えるシルバー製品ですが、お洋服やお食事代と違って短期間しか使えないまたは流行り廃りがあるというものではございませんので、何十年もお使いになれます。またはお子様やお孫様の代までお伝えになることが出来るものでございますね（また古くなればなるほど価値が上がってまいります）。ぜひ普段の生活にアンティークを取り入れられることをおすすめいたします。
シルバーのホールマークについてお勉強なさりたい方はこちらの著書をおすすめいたします。
【コンディション】
へこみや目だった傷などのない大変美しいコンディションとなります。
【サイズ】
直径 約２９.５ｃｍ
高さ 約３５ｃｍ
重量 約１,１２２ｇ
当店取り扱い作品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り１点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。
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