【作品の詳細】
まずは 【伝統・本物】200年前のブーケ をご覧くださいませ。そのカップ&ソーサーより更に古いと思われる作品を本日はご紹介いたします。左(上)の写真をクリックしていただくと大きな画像でご覧いただけます。
英国に紅茶が入ってきたのは1662年にチャールズ2世の元にキャサリン・オブ・ブラガンザ(Catherine of Braganza、1638年11月25日 - 1705年11月30日)がポルトガルより嫁いできた時に紅茶と砂糖を持ち込んだのが始まりとされています。
チャールズ2世妃となったキャサリンは毎日紅茶を飲み、彼女が生活していたサマーセットハウスでは訪問客に紅茶を振舞っていたのでした。当時、紅茶は超高級品でしたので、そのことはポルトガルの王女であったからこそできた贅沢でした。
当初のお茶を飲むカップにはハンドルがついていませんでした。今回ご紹介しているのはそんな時代のカップでティーボウルと呼ばれるものです。
カップにハンドルがついていないため、熱いお茶を飲むのに上のようなカップの持ち方をしていたようです。
こちらのカップ&ソーサーですが、はい、大変古いものでございます。裏には何もマークやパターンナンバーもございませんが、時代背景を考えますとおそらく200年以上前のものではないかとの見方です。
19世紀に入ってからのカップとは違い、素地が若干グレーが買っており素地の中に不純物の粒混じっていることも併せてとても古さを感じさせます。デザインも1700年代後半のニューホールのものではないかと考えております。
そのような歴史やどのようにして使われていたかを考えながらお友達とアフタヌーンティーをお愉しみくださいませ。
【コンディション】
ひび、かけ、貫入などのない、艶々とした良いコンディションです。この時代のものとしては素地がとても堅牢で、良い窯による作成と考えられます。
【サイズ】
カップの口径 約8.5cm
高さ 約5cm
ソーサーの直径 約13.5cm
高さ 約3cm
当店取り扱い作品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り1点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。
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